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引き寄せが脳科学的に証明された!『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』

引き寄せとかアファメーションという話をすると「うさんくさい」「あやしい」「宗教ぽい」と怪訝な顔をする人もいますが、それが脳科学的に証明されたら?

この本は累計発行部数2700万冊をたたき出した著者で『話を聞かない男、地図が読めない女』を書いたアラン・ピーズ&バーパラ・ピーズによる、脳のしくみRASについて書かれた1冊ですタイトルやRAS(網様体賦活系)という固有名詞を聞くと難しそうな印象を受けるかもしれませんが、本の内容はとてもわかりやすくすぐに実践できるワークもたくさん。中学生以上のお子さんであれば読めるので、夏休み中に親子で一緒に読まれるのにも最適な本です。

RASとは人間の脳にあるナビゲーションシステム

ぐいぐいと引き込まれる第1章では、脳科学的に証明された引き寄せやアファメーションのしくみ、RAS(Reticular Activating System)について紹介されています。RASの働きは大きく2つ1つ目は行動レベルの働き。人間が生きていくために必要なことで、呼吸や心臓が一定のリズムで動かしています。2つめは意識レベルの働きで、ざわざわとした雑踏の中にいても自分の名前だけが聞こえるときなどは、RASが働いているからなのです。”RASには脳のスイッチを入れ、意欲をかきたてる役割がある”。そして、”脳に入ってくる情報を振り分け自分にとって大事なものだけを拾い上げ優先順位付けまでしてしまう”のです。

別の言葉で表現するとRASは極めて優秀なナビゲーションシステムで、この本はその取り扱い説明書と言えます。ナビに行き先を正しく入力したら、あとは案内通りに進めばいい。それが5日で到達する場所であっても、10年以上もかかる場所で途中で休憩したり道を間違えてもナビは常に最短・最適のルートを検索して教えてくれます。人間はすでに脳の中にこれほど優秀なナビを持っているにも関わらず、その存在に気づいていなかったり使い方を間違えてしまっている人が多い。本書で紹介されているワークを実践することで、ひとつ一つナビに目標や夢を設定することができるからタイトルに「自動的に夢がかなっていく」と入っているのでしょう。

1に目標、2に目標、3、4がなくて・・・

タイトルでは「夢がかなっていく」とフワリと表現されていますが、本書は目標実現のための究極の1冊です。前半の3章では望み・目標・期限について100ページ近くを割いて説明されています。ここから脳について書かれていて特に響いた点は2つ。

脳は「その人が達成できること」しかイメージしない
 やりたいことを具体的にイメージできない場合はまだその準備ができていないということ。反対に、イメージできる場合はもうすでに必要な資質が備わっているということ。この時、どうやって実現するか、については考えない。第一ステップとして大切なことは、目標を達成しつつある自分をイメージすることなのだ。
脳には「期限に間に合わせようとする力」が備わっている
 スポーツの試合でよく見かける、制限時間直前になってヒートアップするには訳がある。期限があると、目標への集中力が高まって結果を出そうとするからだ。どんなに短い小さな目標であっても、期限や制限を必ず設けること。

普段、本を読まない人は「おさらい」から

個人的に本書の読みどころは「おさらい」です。実は400ページもある本書は、とても優しい言葉で書かれているのですが、本を読むのが苦手な人や本を読む時間を取れない人は、なかなか読み進められないかもしれません。そんな人は「おさらい」から読めばいいのです!そして、そこに書かれていることで興味を持った項目から、ゆっくりと読み、ワークを実践することもできます。これほど丁寧に作られているところに、著者の情熱と愛情を感じます。



第1章 RASの秘密を知る
第2章 自分の望みをはっきりさせる
第3章 明確な目標を決める
第4章 期限を決めて計画を立てる
第5章 他人がどう思い、何をしようが、なんと言おうがやりぬく
第6章 自分の人生に責任を取る
第7章 目標を視覚化する
第8章 アファメーションの威力
第9章 新しい習慣を身につける
第10章 数のゲームを楽しむ
第11章 ストレスに打ち勝つ
第12章 恐怖と不安を克服する
第13章 絶対にあきらめない
第14章 どん底から再出発する
第15章 おさらい

どこに行きたいのか決めたら、あとは進むだけ

カーナビと同様、脳ナビのRASも基本的には、目標場所を決めてしまうとあとは進むだけ。英語で言えば”Just do it!”です。ただここで大切なのは、成功することだけを考えて進むということです。また、何をするかだけを決めどう達成するかはその時には考えないともあります。しかしそれは運まかせ、というのでもありません。

私にも経験がありますが、夢や目標に向けてがんばっている人には、必ず周りから救いの手が差し伸べられます。それは協力・情報・紹介といったものかもしれませんし、お金やモノでもらうこともあるかもしれません。目標があいまいだと、何かしてあげたいと思っても具体的に何をしてあげたら良いのかわからない。だから本書では目標と計画の作成までに、3章を費やしているのでしょう。計画さえできてしまえば、あとは進むだけなのですから。

目標達成までの栄養がアファメーション

毎年400名以上の方に直接お会いして英語学習のアドバイスをしていますが、目標達成までの道のりは長いこともしばしば。仕事やプライベートがが忙しくなったりすると、モチベーションが下がってしまい、あっという間に積み重ねてきた英語も忘れてしまいます。そんな時に必要なのがモチベーション持続のための”栄養”。その手法として本書で勧められているのはアファメーションです。毎日繰り返しアファメーション(自己達成予言)をして、RASに浸透させると、RASはあなたの言葉を実現させようと動き出すのです。

車もガソリンを入れねば動きませんし、人間の身体もご飯を食べなければ死んでしまいます。RASにも”栄養”が必要なのです。アファメーションって一人でやっているとなんだかこっぱずかしい気もしますが、”栄養”だと思えば続けられますよね!

”笑いは薬より安くつく”

関西人として本書を説明する上で外せないのが、ユーモアと笑いに関して書かれている箇所。普段は関西人であることをほとんど忘れている私も、講座や講演では笑ってもらわないと落ち着きません。著者はどんな場面でもユーモラスな面を探すのが大切、と説いています。(個人的な経験から、肋骨を骨折した場合を除き)笑う行為には、痛みをやわらげ緊張をほぐす効果があります。人は笑うことで健康を取り戻せるという研究結果もあるそうです。また、ストレスから解放され、色々な人と繋がりを持てることから、思う通りの成功を収めることができます。

一緒に過ごしたり働いたりするなら、いつもネガティブで怒っている人より、ユーモアのセンスがある人の方がずっと楽しいですものね。全く同感です。

目標を定め、計画を立てて進んでいると、必ずといっていいほど壁にぶち当たります。そんなときでもユーモアな一面を探して、進む。とにかく進むのが肝心だから。

この本は、とにかくここでは書ききれないほどの実践的なノウハウがいっぱい。ワークもたくさん紹介されていて、あれもこれもやりたいところですが、まずは一つを選んで2週間実践します。結果は2週間後に。

あっ、それと本を書きたい、すでに著者でベストセラー本を出したいと思われている方に朗報です。この本の15章にはどん底から『話を聞かない男、地図を読めない女』作成に至った経緯が紹介されています。この40ページ弱のためだけにも、この本を買って読む価値はありますよ!

そして、4週間後。。。

2週間後に結果をアップデートするつもりが、夢がどんどん現実になってしまって忙しくなり、ご報告が遅くなりました!(言い訳です)脳ナビ発動から早くも4週間が過ぎ、どんな変化があったかというと、、、

【実現したAリスト】
・セミナー:200人以上の会場を受講者で埋め尽くしたい(400名で実現)
・大学で講演・セミナーがしたい(同じ日に2大学で講演)
・ボランティア研修(設計・研修・コーディネート)を任されたい
・講座がどんどん満席になる(9月2day講座x2回が8月半ばには満員オーバー気味)

ここではまだ書けないこともあるのですが「やってみたいな」が実現するスピードが加速していて、難しそうな仕事もサクサク進んでいます。そして、11月上旬には著者のバーバラ&アランピーズ夫妻が開催するオーストラリアでのセミナーに参加することに。お二人にお会いするのが楽しみです。

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