8ヶ国語を話すマルチリンガルの個人ブログ

『ブレイン・プログラミング』の著者に会ってきた 〜前編〜

これまでの活動に加え、10月からオリンピックの組織委員会で働くなど、何かと忙しく過ごしている中、先日は弾丸ツアーでオーストラリアに行ってきました。以前にもご紹介した『ブレイン・プログラミング』の著者でもあり、『話を聞かない男、地図を読めない女』の著者でもあるアラン&バーバラ・ピーズ夫妻に会いに行くため。

世界的ベストセラーの自宅は65エーカー

オーストラリアで最も成功した著者で、世界的にも書籍累計2,700万部の売り上げを誇る夫妻が住む、65エーカーもの土地に建てられたセミナーハウスにて開催される講座の名前は”VIP: The Answer weekend”。(The Answerはブレイン・プログラミングの原著タイトル)その名の通り、わずか27名の参加者とともに願望実現について学ぶ二日間はまたとない貴重な時間。


参加者とテーブルを囲むアラン氏。後ろに見えているのは国立公園で全て夫妻の敷地内

さぞかし世界各国からいろんな方が来られているのだろうと思って参加しましたが、実際に参加した27名のうち外国人は私1人。おかげさまでアラン、バーバラご夫妻両名に名前を覚えてもらうばかりか、バッチリ個人的にお話を聞くチャンスも。日本から『ブレイン・プログラミング』を数冊持ち込み、サンマーク出版の担当編集Aさんと『1冊20分、読まずに「わかる 」すごい読書術』の渡邊康弘先生宛のサインもバッチリ!元はと言えばこのお二人が出版前読書会を企画してくださったことから、ご縁が繋がったのです。感謝。

ガン克服、1300万部ベストセラーのヒミツ

2日間講座の内容は、アラン&バーバラ・ピーズ夫妻がどのように著書のThe Answer(邦題『ブレイン・プログラミング』)で書いた内容を知るに至ったか、夫妻の極めて個人的な体験談とアラン流のジョークを交えながら説明。

夫妻はもともと、オーストラリアで最も成功した著者でビジネスパーソンでした。それが1994年、一夜にして財産を失うばかりか3億円もの負債を抱えこむ事態に陥ってしまいます。さらには負債返済に明け暮れていたストレスからアラン氏はうつ病、そしてガンを患います。半年後の生存率3%と医師に言われたアラン氏は”I choose to be in 3% group!”(生存する3%のグループに入る!)と宣言、リサーチと行動を続けガンを克服したばかりか「今後、著者としてやっていくなら8千万人しか人口がないオーストラリアではなく、世界に出なければならない」とバーバラさんと共にイギリスへ旅立ちます。

オーストラリアの母国語も英語ですが、欧米諸国の人々からすると元は植民地でもあり地球の端っこにあるオーストラリアの人たちは”田舎者”とされ、イギリスに移住後も一夜にして成功者になった訳ではありません。しかしこの時に彼らが経験したこと、学んだ事がきっかけとなり、空前のベストセラーである『話を聞かない男、地図が読めない女』(世界で1300万部発売)を生み出し、その後の成功のヒミツが新作の『ブレイン・プログラミング』で紹介され、さらにその本の中では紹介されていなかったエピソードが講座で紹介されるという訳です。


カメラを向けるとポーズをとる、どこまでもフレンドリーなアラン氏

『ブレイン・プログラミング』の中で紹介されているメッセージはとてもシンプル。私たちの脳内にあるRAS(Retricular Activating System:網様体賦活系)はコマンドセンター、私たちの意識や身体にあらゆる指令を送る司令塔の役割を果たしています。私たちは何かをしようとするとき、How(どうやって)ばかりを心配してしまいがち。大切なのは「自分は◯◯がしたい」「私は◯◯をする」と決めること、ただそれだけ。”You will have to decide what you want to do. Let RAS worry about the rest!!!”(なにがしたいか決めるのはあなたしかできない。RASに残りは任せるだけ!)講座中、何度もなんどもアラン氏が繰り返すのはこの言葉だけでした。

参加者一人ひとりに夫妻がパーソナルコーチング

2日目にはいよいよ本書記載のABCリスト作成ワークを作成、これこそがRASにインプットするプロセスです。そのあとはアランかバーバラ、あるいはその両方からアドバイスを受けながら参加者それぞれが自分のリストをブラッシュアップ

この講座を見つけた時、募集人数が30人となっているのを見て不思議に思っていたのです。夫妻は世界的ベストセラー、なぜ数百人規模のセミナーにしないのだろうと。夫妻はロシアでは毎回1万人もの人を相手にセミナーを開催していますし、シドニーなどの都市部では数百人のセミナーも定期的に開催しているそうです。しかし参加者がそれだけの規模になると一人ひとりと向き合うことはできません。この講座は夫妻が『ブレイン・プログラミング』の仕組みを読者に伝え、実践してもらう目的で、彼らそれぞれがメンターとしてアドバイスできるようにあえて人数を絞って開催しているのだとわかりました。

ビジネスのコツも学べる

日本では翻訳されていないのですが、アラン・ピーズ氏は1984年にSIGNALSというボディランゲージに関する本を出版し、オーストラリアでベストセラーになっています。また『ブレイン・プログラミング』でも紹介されている通り彼は1993年からロシアに進出、今ではロシアのビジネスエグゼクティブ向けにコミュニケーションのコーチングなどをしていることから、ボディランゲージにやコミュニケーションといった、ビジネスにすぐ結びつくような内容も講座に盛り込まれていきます。参加者の多くは既にピーズ夫妻の著書を読み込み、それらのスキルを仕事に生かしている人たちなので、時々挙がる質問も的確で具体的。

今回のセミナーでとても印象的だったのはその参加者たち。私のように一人で参加している人が半分くらいいる中、夫婦や親子で参加している方は成功したビジネスパーソン、経営者、最近リタイアした人など様々。共通しているのは「今、自分の何かを変えたい」と想いだけ。わずか27名しかいないので、一人ひとりの参加者の自己紹介タイムがあるのもピーズ夫妻式でしょうか。2日目の講座が終わる頃には、それぞれの参加者同士で交流が生まれ、しっかり固いハグとキスと連絡先を交換して別れました。「Aリストが実現したら、我々に連絡をくださいね。次作でご紹介したいから」とアラン氏に念を押されたからではありませんが、帰りの飛行機では、渡航前に作成しておいたAリストの見直し。これから私の人生にどんなドラマが起きるのか、楽しみでなりません!

引き寄せが脳科学的に証明された!『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』