8ヶ国語を話すマルチリンガルの個人ブログ

英語テレカンで質問ができない時に参考にしたい3つのヒント

クライアントとの個人セッションでこんなご相談を受けました。

「質問しなければならないのは分かっているのですが、何を質問していいのかわかりません

今やビジネスの中心となったテレカン。ビデオカンファレンス、テレカン、インターネット会議などが代表的な例ですが、顔が見える会議でも発言するのに勇気がいるのに、表情が見えない会議で話すのはニガテ。そんな方も多いと思います。しかし欧米、特にアメリカ系の企業で働く常識は「質問しない=聞いていない」のと同じこと。どんどんフィードバックしないと会話に置いていかれるばかりか、「あの人はアウトプットが少ない(=仕事ができない)」レッテルを貼られてしまいかねません。

「じゃーどんどん質問しましょう」とは言っても、これまでの学校教育で「じっと静かに黙って聞きなさい」と言われてきたアラサー、アラフォー世代の私たちが急に態度を変えることも難しい。そんな方にどんな質問でも3ステップで作れちゃう方法をご紹介します。

質より量

まずはマインドの切り替えが必要。そこで覚えていたただきたいのが、質問は「質より量」ということ。もちろん「いい質問」がサラッと言えるようになると、あなたの評価はめちゃくちゃ上がるし、信頼度、信用度もアップします。普段電話でしか話すことのないボスに名前を覚えてもらい、来日時に大きな仕事を任されるということもかなり頻繁に起きます。

ですが、いきなりはじめからレベルの高い質問をするのは難しい。なのでまずは1時間のグループ会議で3回発言することを目標に、どんどん発言するようにしましょう。はじめは「こんなこと聞いていいのかな」「伝わらなかったらどうしよう」「会話についていけてないのがバレたら困るな」と不安になることもあるかもしれませんが、一人で悶々としていても質問は上手になりません。

これまで質問をあまりしてこなかったな、という自覚がある方は特に「質より量」を念頭に、気づいたこと、思ったことをどんどんアウトプットしてみましょう。

まずはこれさえ使えれば大丈夫!

やっぱりいきなり質問を作るのはハードル高い、と思われる方に、まずはもっともよく使われる質問3つをご紹介します。1時間のビジネスミーティングでもこれさえ抑えればとりあえず3回は発言できますから、ノルマは達成できますよね!

“What do you mean by …?” (〜というのはどういう意味でしょう?)
“So, you want us to deliver …?” (つまり私たちに〜して欲しいということですね?)
“How do you know …?” (どう言った経緯で〜についてご存知なのですか?)

1つ目と3つ目については、気になった固有名詞を当てはめればそのまま使えます。
2つ目は最後に[時間(いつまで)][成果物(商品、サービス)]などを入れて使うのがいいでしょう。これらは全て、確認のための質問です。日本でのビジネスにおいても、締め切りやクライアントが求めている商品・サービスの内容、規模など大切なことは確認しますね?もちろん、最終的にはメールや文書の形でお互い間違いのないよう最終確認もとると思いますが、会議中にも「私はここまで理解していますよ」と伝えるために、質問の形で相手にフィードバックするのが大切です。

間違えない質問テーマの選び方

テレカンで3回発言できるようになったら、オリジナルの質問をひねり出してみましょう。何を聞いていいのか迷っちゃう人は、まず次の3つのテーマの中から「どんな質問をするか」選びます。テレカンでもっともよく取り上げられる質問トピックは下記の3つでしょう。何について質問をするか決めるまでが一番大変、ここまできたらあと少しですよ!

1. 全体像を知るための質問
過去の経緯や背景、キーパーソン、全体の規模(金額、人数)

2. 詳細を知るための質問
人、モノ、商品、サービス、チーム、プロジェクトなど

3. 先を知るための質問
ネクストステップ、今後の展望、結果や結論など

1分で質問を作る3ステップ

冒頭のクライアントのように「何を聞いたら良いのかわからない」方は質問テーマが決まれば、スルスルと質問が出てくると思います。ここからが悩みどころ、という方はこの3ステップで質問づくりを練習してみてください。

テーマ + 主題 + 5W1H

仮にあなたが営業課長だったとします。あなたが働いている会社で新商品A, B, Cを売り出すことに決まりました。今日は商品開発部から新商品について、マーケティング部から販売戦略について説明を受ける会議の場であなたが発言する場合。

[1. テーマを決める]
まずは上記の全体像、詳細、先を知る、のいずれかから選択

営業戦略を作成するあなたは1時間の会議を経てもまだしっくりきていません。商品についての情報が足りないのです、この場合質問のテーマは「詳細を知るための質問」です。

[2. 主題を決める]
質問トピックを決めます

何について詳細を知りたいかというと、商品についてです。A, Bについてはよく分かりましたが、新商品Cについては機能や使い方は分かりますが、競合に比べてのメリットがよく分かりません。この場合の質問トピックは「競合商品と比べた場合の新商品の魅力やユーザーのメリット」です。

[3. 5W1Hを頭に質問を作る]
質問の「話し始め」を選ぶ

ここまできたらあともう少し。英語に限らず会話は始めの一言を口に出してしまえば、あとは何とかなるものです(笑)質問の多くはWhat, When, Where, Why, Who(m), Howで始まりますね。何が知りたい(=何が聞きたい)が決まったら、まずは5W1Hに質問トピックを繋げることで質問を作成してみましょう。私がオススメしているのは、5W1Hノートを作ることです。あらかじめノートに5W1Hを書き出しておいたページを用意しておくと、トピックを追記することで質問を作りやすくなります。

5W1Hノート

わかってるんだけど、なかなかできないという方は講座で英語発話のコツをしっかりと掴むのがオススメ。マルチリンガルメソッドの講座では、わずか2日間で英語脳にスイッチが入り、「英語でどんどん言いたいことが言える」をしっかり体験できます。英語での質問作成もしっかりできます。自宅ではなかなか取り組めないという方は、ぜひ一緒に特訓しましょう。
TOEIC800点以上の話せない人へ